水鳥〜横蔵林道走破
会社の先輩から国道303号がおすすめだと以前から聞いていたので、2013年5月3日、走ってみることにしたのだけれど、いつものように横道にそれる癖があって、水鳥〜横蔵林道に迷い込んでしまった。
国道157号線から岐阜県道40号線へ。妙法ヶ岳(666.9m)のふもとにある華厳寺を右手に見ながら西へ。
このまま国道303号線へ抜けてしまってもよかったのだけれど、それではつまらないので岐阜県道268号神原西津汲線を走ろうかと思ったら、水鳥〜横蔵林道に入ってしまった。後で調べたら、岐阜県道268号は車両で抜けられない様子。ツーリングマップルにしっかりルートが刻まれているんですけどね。
途中で滝を発見。GPSロガーの記録によると、標高約300m。
小ぶりながら、なかなか綺麗な滝です。
ここから先、かなり道が荒れています。小石がゴロゴロ。当然ガードレールなし。
CB400SFではちょっと厳しかった。
がんばってさらに登ると、いい見晴らし。
見渡す限り、山、山!!
こんな道を通ってきました。
路面がわりと綺麗ですが、じつはこれより前と後には小さい落石がたくさんあります。この辺りは、たまたま落石がありませんが。
ここで分岐。
右へ行くと高尾谷林道。今回は左へ行きます。
トラ柵にぶら下がってる注意書きには、「崩土のため通行止め」とか書いてありましたが、なんとか通行できました。
実は、私と同じタイミングで登ってきた車の老夫婦がいたのですが、私が写真を撮っている間に、引き返して帰ってきました。
「行けるかもしれないけど、引き返してきた。」
とおっしゃっていたので、少々不安がよぎったのですが。
絶景ポイント多数。標高650m。走ってきた道が、右側にわずかに見えます。
ただし、落石多数なので、走りながら景色を堪能するわけにはいきません。
この辺りで、今回最大の土砂流出箇所あり。
写真はありませんが、件の車はここで引き返したと思われます。
数メートルの区間、路面がすべて土砂で埋まっていましたが、量はそれほどでもなかったので、意を決して前に進みました。ただし、パンクの恐れもあるので、あまり気持ちのいいものではないですね。一応、買ったばかりのパンク修理キットは持ってきましたが。
のりこし峠南側の眺めは最高。
手前に見える山は、妙法ヶ岳(666.9m)だと思われます。
妙法ヶ岳の左側を望遠で。クリックすると、フルサイズの写真が開きます。ご注意。
手前のビル群が岐阜市。その向こうに木曽川と一宮市。写真を拡大すると、その奥にはナゴヤドームや東山タワーまで確認できます。
背後には三河の山々。
晴れていてラッキー!
整備されている東屋から見下ろすと、周辺はこんな様子。
北側は南側に比べて、落石も少なく楽でした。
途中で人影を見つけたと思ったら、2匹のニホンザルだったり。デジカメを取り出す間もなく崖を駆け上っていきました。
走っている時はここがどこだか分からなかったのですが、山を下った先に線路の高架を発見して、根尾側にまで来てしまったことを知って、ちょっとショック。
気を取り直して、もう一度岐阜県道40号線を疾走して徳山ダム方面へ。
これも、帰ってきてから調べて知ったのですが、水鳥〜横蔵林道は崩落でたびたび通行止めになるようですね。
ちなみに、本巣市の林道通行のご案内には、このゴールデンウィーク、水鳥〜横蔵線は「通り抜けできません。」と記されています。
今回は、走破できた上に天気まで快晴で、ホントにラッキーでした。
こんなことは、めずらしい。
徳山ダムと国道303号線
気を取り直して、徳山ダム。
ちょうど放水してました。
ゴールデンウィークだからか、シャトルバス経由でなければ徳山ダムの見学はできないということで、引き返して横山ダムへ。
奥いび湖大橋。
平成23年6月16日開通という、まだ新しい橋。
木之本町杉野の杉野川を眺めながら、休憩。
充実した新緑ツーリングでした。
今回掲載した写真の場所はこちら
Mileage : 15,600km
Equipment is Nikon COOLPIX P310 and Canon EOS Kiss X2
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