4年でようやくチェーンを交換
CB400SFはもうすぐ納車から4年経つのだけれど、チェーンの交換は初めて。もういいかげん錆が出てきてるし、伸びきっているし、あちこち固着してるから替えなきゃいけないのは分かっていたけれど、仕事が一段落するまで放置してた。
スプロケットの交換は見送り。素人目にみて交換時期はまだ先だと思われるから。
大同工業(D.I.D)の説明で、スプロケットの摩耗限界は3~5mmと説明されているけれど、普通の方法じゃ測れないよね。
交換用に購入した、大同工業 D.I.D 525VX シルバー と かし丸君 #50系セット
CB400SFの場合、ジョイント数は108。108のものを買うと楽だけれど、110ジョイントのものを買って、2つ切り離してもOK。
7月下旬のセールの時に前もって買っておいた。
開封。
グリースが全体に薄くついてます。Oリングに封入するグリースと同じもののように見える。
実際、工場ではどうやって作っているのだろう。グリースはわざと塗っているのか、製造過程でついてしまうのか。みてみたいものです。
内側には残っているけれど、あまり気にしない。バイクが汚れたら、また洗うだけのこと。
チェーン切断
古いチェーン。錆びて固着して、カピカピ。雨の日も酷使したわりには持ちました。この純正チェーンは、RK525 112-120L(06405-MY5-P10)。RKエキセルからD.I.Dに新旧交代。
チェーンを最大限に緩める。緩め方は、チェーンのメンテナンス時と同様のやり方で。
かし丸君の登場。
かし丸君の使い方は、付属の説明書かD.I.Dのバイクチェーンメンテナンスのサイトをチェック。
19mmと27mmのメガネレンチで締めていくと、チェーンのピンが押し出されてくる。
新しいチェーンのジョイントで、新旧のチェーンをつなごうとしたのだけれど、新しいジョイントが古いチェーンに通らない。
純正のチェーンよりも525VXの方が、若干ごつい感じがする。プレートも厚く見えるし。
納車からいままでがんばってくれた純正チェーン。お疲れ様でした。
ジョイントプレート圧入
ピンのかしめ
ちなみに、かしめ前の状態はこれ。
かしめ作業の感覚としては、位置さえ慎重に合わせておけばかしめすぎることはないように思います。
チェーン交換の効果は絶大
試運転をかねて、近所をふらっと。
シルバーのチェーンは全く自己主張していない。
次は、ゴールドに挑戦してみようかな。ひょっとすると、プレーキキャリパのゴールドと相まって、案外しっくりくるかも。
ではここで、チェーン交換インプレッション。
効果は走りはじめてすぐに分かります。簡潔に表現すると、力強くなって騒音と振動は激減。
騒音と振動は、古いチェーンをごまかしながら使っていたためですね。すごく静かになった。スーッと前へ進む。手のひらへ伝わる振動も減っているから、ひょっとすると高速道路のツーリングも楽になるかもしれない。
力強さが増したのは、古いチェーンから新しいものに替えたことと、チェーン自体の性能アップと両方の効果でしょう。駆動性能2割増って感じ。
今回スプロケットの交換はしなかったけれど、スプロケットも替えるとまた違った効果が実感できるのかな。
次回はもう少し早く、2年後ぐらいに一式交換しよう。
それにしても毎回思うことは、駆動系と制御系のメンテナンスは効果が大きい。今までだと、ブレーキフルードの交換、クラッチレバーとワイヤーの注油、それに今回のチェーン交換。この辺りはマメにやっておいて損はないですね。
これで、秋のツーリングに向けたメンテナンスがようやく終了。
今年の秋は、何回走りに行けるかな?
Mileage : 17,300km
Equipment is Nikon COOLPIX P310
最近のコメント