以前の予告どおり、バイクのオイル交換とオイルフィルタの交換を決行しました。
石橋を叩いても渡らない性格ですが、なにぶん初めての経験だったため、多少のトラブルはつきまといます。
初回点検から半年が経過して、なぜかエンジン始動直後のアイドリングが不安定になってきました。なにせこのCB400SFは通勤での使用が大半で、片道が20分ほど。それも市街地が中心。エンジンにとってはあんまりよくないんでしょうね。エンジンが温まってきた頃に停めてしまいます。そんなのも影響しているのか?と考えつつ、エンジンオイル、そろそろ交換しようかなぁ・・・と思っていました。
交換するとして、エンジンオイル、何にする?
初回点検のときは、ホンダドリーム店にホンダウルトラG3を勧められたものの、あまりにも高かったので、バイクの取扱説明書に推奨オイルとして記載があった、ホンダウルトラG1にしたのでした。
して、今回。自分でオイルも買うから、ホンダウルトラG3を入れることにしました。初回エンジンオイル交換記念です。このオイル、希望小売価格が2,257円/Lです。たっかーい!!ちなみに、ホンダウルトラG1は、希望小売価格が1,207円/L。オイルエレメントを交換すると、エンジンオイルは3.2L必要。・・・これは、おいそれとは替えられません。このボーナス前の時期に。
クズクズしていたら、いきつけのディスカウントストアに、ホンダウルトラG3を発見。バイクのエンジンオイルまでそろえているとは、知らなんだ。それも1,680円/L。おおーっ、びっくり。
今回は、とりあえずホンダ純正でいきます。
近頃は、通販で安く売ってくれるところが出てきました。ありがたいことです。
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ディスカウントストアで買ったもの。
京都機械工具のメガネレンチ。一流品(ですよね?)。CB400SF REVOのドレンボルトを開け閉めするには、17mmのメガネレンチが必要です。このメガネレンチ、高いだけあって、使い心地抜群です。スッと入って、ピタッとフィットして、とても安心感がありました。
さぁ、今日は一日晴天ということで、9時前から作業にとりかかります。
センタースタンドをかけて、暖機運転を2分ほどした後、メガネレンチでボトルを緩めます。ボトルを緩めたらすぐにオイルがしみ出るかと思いきや、結局ボトルが外れるまで、オイルは出てきませんでした。これは予想外。
エンジンオイルは数分で細い糸状に垂れるようになってきたので、オイルフィルタの取り外しにかかります。用意しておいたフィルタレンチをオイルフィルタに装着してみるものの、少々きつい。ジャストフィットとはいかない。グッと押し込んで、入りました。あとは、17㎜のメガネレンチで簡単に取り外せました。
オイルフィルタを取り外した後。ゴムパッキンがくっついています。
脱脂洗浄剤できれいにした後。
取り外した、純正のオイルフィルタ。交換時の注意事項が書いてあります。
「カートリッジのパッキンにオイルを薄く塗布してください。
カートリッジは締め付けトルク24~30Nm(2.4~3.0kgfm)で締め付けてください。
エンジンを始動してシール面よりのオイルもれを点検してください。」
新しくつける、デイトナ製のオイルフィルタ。
「消耗品に保証がついた、二輪アフターマーケットでは初めての画期的保障制度採用。フィルターの折り目を焼く20%増やし、ろ過能力の高いろ紙を採用。優れたフィルター能力で、エンジンの負担を軽減。」だそうです。
表面は真っ黒。マットな感じ。でも、何の変哲もなし。
パッケージ記載の取り付けについての注意事項には、「取り付けに際しては車両本体メーカーのサービスマニュアルに示された取り扱い方法に従ってください。」って書いてあります。これじゃ、サービスマニュアル買わないと、取り付けられないよね。今回は、取り外した純正のオイルフィルタに書いてあったことを参考に取り付けます。
ワッシャーを交換して、ドレンボルトを締めます。その後、オイルフィルタのゴムパッキンに新しいエンジンオイルを塗って、装着。今度はデイトナ純正のフィルタレンチということで、フィルタレンチはオイルフィルタにジャストフィット。
いちおう、トルクレンチを使ってみたものの、いまいち使いこなせなくって、てきとーになってしまいました。
ようやく、新しいエンジンオイルを注入です。エンジンオイルフィルタを交換しているので、3.2L入るはず。とりあえず勢いよく3缶分注入!で、後200MLのはず。点検窓を見ながら液面が達したら暖気→少し時間を置いて追加・・・を繰り返して、いい感じになりました。
これでOK!!たいしたトラブルもなかったなぁ。などと思いつつ、ドレン周その他を清掃して、ガレージへ駐輪。念のためにもう一度液面をチェックしておこうかな、と思って、再度センタースタンドを掛けて液面を確認してみると、ややっ??オイルの液面が、確認窓のはるか上方へ??確認窓がオイルで埋まっている!エンジンオイル、入れすぎた?
(こんなところにもウルトラG1推奨って書いてありますね)
あわててドレンボルトを緩めて少しずつエンジンオイルを抜き、再度微調整をして、ようやく液面が許容範囲に収まりました。
少々、もったいないことしました。
実は、平らで硬く、作業に適した場所がなかったため、平らな未舗装のところでセンタースタンドをかけて作業をしていました。これがいけなかった?確かにセンタースタンドは地面にめり込んでいたが、車体は傾いていなかったし。原因はよく分かりません。
一旦ドレンボルトを緩めて、再度締めなおしているので、ドレンワッシャーの再利用になってしまっていますが、特に問題なさそうです。これを期にメガネレンチをバイクに載せるようにしたので、いつでもいつでも締められます。
他に、トラブルらしいトラブルといえば、トルクレンチ。実は、トルクレンチを買ってみたものの、使い勝手がいまいちで、活用できませんでした。これは今後の課題。
さて、皆様気になるところでしょう、ホンダウルトラG3のインプレッション。まあ、こんな初心者のインプレッションがどこまで参考になるか分からないが、一応書きます。
まず、エンジンオイル交換前に不調・不安定だったエンジン始動直後のアイドリングが快調・安定した。これは何より。といっても、新しいエンジンオイルを入れたから改善されただけなのかは、もう少し時間が経ってみないと分からない。
明確に変わったといえるのはこれぐらいかな。高速も走ったけれど、巡航速度まで持っていくまでの加速が、よりスムーズになったような・・・。なんとなくですが、納車時に入っていたエンジンオイルって、このホンダウルトラG3だったんじゃないかって気がしないでもなく・・・。
まぁ、まとまりません。なによりも、高級なエンジンオイルに交換して気分がよくなったってことで、良しとしましょう。
最後に、機械物は基本的に好きなので、きっとバイクもいじるほど愛着が沸いてくる性分です。特に大きなカスタマイズをするつもりはありませんが。
今回、少しいじってみて感じたのは、サービスマニュアルとパーツリストの必要性。最初はウェブ上にある情報で事足りるかなと高をくくっていましたが、事足りなかった。案外情報がなくって、「こりゃ、必要な情報は買わねば」って思ってます。
特に知りたいのが、純正パーツについて。基本は純正からはじまると思っているので、今回ならば純正のオイルフィルタとかドレンボルト、ワッシャーなどの規格(寸法や締め付けトルクなど)を知りたかったのです。
こないだ立ちごけして、軽く曲げてしまったクラッチレバーも自分で交換したいし、これからいろいろ自分で手を入れようと思っているので、いずれ、サービスマニュアルとパーツリストを手に入れることとします。
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