いやー、やってしまいました。
立ちごけ。
それも、公道で。公道の初立ちごけです。
うーっ、立ちごけって言葉が胸に突き刺さる。
ブログを読む方からすると、こういう失敗ネタ、面白いんですよねー。書く方からすると、自虐か奉仕かってとこですが。
ええ、このバイクに乗り始めた頃は、2度やりました。そのうち、完全に倒したのは1度(初の立ちごけ)。
でも、さすがにそれから半年経って、それなりにバイクの操作にも自信がつきつつあった今日この頃。まさかこんな日が来るとは・・・。いまだに信じられません。
それは、とある平日の朝のことです。
その日の朝は、いつにも増して私の機嫌が悪く、朝の準備もうんざりしていました。毎朝毎朝、なぜこんなにもすることが山のようにあるんだぁ??って。
ようやく一連の支度が済み、イライラしながらいつものようにバイクに乗り、GO!
そう、イライラしていたんです。不機嫌だったんです。
いつもの通勤経路を走っていたのですが、ふと、少し前から気になっていた抜け道を通りたくなりました。
よくありますよね。帰り道で「ここで曲がったらどこに行くのだろう?」と思って通った道が、「おおっ、こんなとこにでるのかぁ!」って、発見する道。その道を今日は、行きに通ってみようと思ったのです。
そう、あそこの道を通ると、あのいつも渋滞する信号をショートカットできて、さらにいつも合流で苦労するあのポイントを、流れに乗って余裕で通過できるのです。
で、運命のT字路にやってきました。
こちらはわき道。わき道から、交通量の少し多い道路へ、左折して入ります。
当然、一旦停止。ブレーキを掛けたままクラッチを軽くミートさせて、タイミングをはかります。車の流れが微妙に切れた。GO!!!
バイクが動き出します。
いつものように滑らかに発進。
速やかに左折しなければなりません。
車の流れに乗って、スピードを出したいので、速やかにリーンウィズで左にバンク。
いい感じにバンクした。
アクセルの開度を上げつつ、クラッチを完全につなげて・・・グッと加速するぞ!
後ろの車にHYPER VTECの凄さ、見せてやれー!
「カックン・・・・・」
と、ここで、エンスト。
え????
なぜこのタイミングでエンスト???
もう長らくエンストなんてしてないのに!!!!
って、思いっきりバンクしてるし。
とりあえず左足ついたけど、こんな傾いてたら、立て直せるわけないってぐらい傾いてるし。
うーーーっ、だめ!
えーーーっ、こんな公道でバイク転倒?
はずかしーーーっ!
とりあえず、そーっと倒せばダメージは最小限?
ってな感じで、立ちごけしました。
その恥ずかしいのなんのって。
倒したバイクを見ながら一呼吸おいて、冷静になります。公道によこたわる真っ白なCB400SF。なかなか壮観です。めったに見られるものではありません。
って、そんなこと言ってる場合じゃない。一瞬でバイクを起こし、エンジンを掛け、後方確認の後、スタート。
倒した位置がよかったようで、周りにはほとんど迷惑がかからなかったようです。これが大きな交差点の真ん中だったらと思うと、ゾッとします。
が、しかし、あーあ。やってしまいました。あの道、当分走れません。
走りながら、クラッチレバーが少し開き気味に変形しているのは分かりましたが、立ちごけPART1の時ほどではありません。あと、どこが傷ついたんだろう・・・、なんてことばかり考えていました。同時に何で?って。
そう、要は、クラッチ操作が乱暴、雑だったんでしょう。
だって、朝からイライラしていたから。不機嫌だったから。
あーあ。でもなぁ・・・。
なんといっても、ショックです。
そう、ショックなんです。このブログにも記事にするつもりで準備中だったのですが、エンジンオイルを交換したのです。自分で。100%化学合成油のホンダウルトラG3に。割と調子よくって、いい感じーーってご機嫌で走っていたこの頃だったのに。
余計、ショックです。
結局、クラッチレバーが少し変形したほかは、エンジンガードの塗装が少し削れただけで、バイクに大きなダメージはありませんでした。ゆーっくり倒したのが功を奏したようです。
基本に立ち返って、クラッチ操作は、繊細に丁寧にしないといけませんね。あと、アクセルも場合によっては、若干開け気味のほうがいいのでしょう。肝に銘じます。
エンストの可能性があるから、右左折の間はギアチェンジしないようにっていうぐらいですから、やっぱり、発進直後に右左折のときは、特に慎重にならないといけないんですよね。身をもって実感しました。
前回はホンダドリーム店で交換してもらったクラッチレバー。今回は自分で交換しようと画策中。一つ一つ技術をモノにしていきます。
転んでもただでは起きないぞーー!って、ホントに転んでるし。
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