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CB400SF Revoのクラッチレバーの交換とクラッチワイヤーの注油【前編】

ずっと前に公道で立ちごけして、若干曲がってしまったクラッチレバーを、ようやく交換します。一番最初、このバイクを買ってすぐに曲げてしまったときは、バイクを買ったドリーム店で換えてもらったのですが、今回は自分でやります。

また、せっかくクラッチレバーを外すので、クラッチワイヤーへの注油にもチャレンジします。

まず、買い揃えたもの。

純正のクラッチレバー
型番は53178-KV0-000 レバーCOMP.,Lハンドル・・・1,170円(税抜)

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キジマ:KIJIMA:ワイヤーインジェクター・・945円(税込)
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ヤマハ:YAMAHA:ヤマルーブ180 ワイヤーグリース・・1,260円(税込)

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キジマのワイヤーインジェクターヤマハのワイヤーグリースは通信販売で買いました。バイク用品店まで買いにいくのが面倒だったし、たまたま全品送料無料キャンペーンをやっていたので、ポチッと買ってしまいました。

困っていたのが、純正のクラッチレバー。これが通信販売で見つけられない。どうしようか・・・と思案していたとき、思いついたのが通勤の途中にある、ホンダウィング店。いわゆる街のバイク屋さんですね。ひょっとしたら、あそこで取り寄せられる?

今のCB400SFはドリーム店で買ったので、ウィング店にお世話になったことは、これまでありません。
昼休みに散歩がてら店をのぞいてみると、あれあれ、だーれもいません。店は開けっ放しで、奥に住居がある様子だが、人の気配がしないなぁ。これ、商品を取られても、わかんないぞ。
「こんにちはー、ごめんくださーい!!」と何度も大きな声で叫んでみても、誰も出ない。

おいおい、なんとものんびりした商売だな。
店内を見回すと、いわゆる街のバイク屋。店頭にあるバイクは50ccのスクーターが数台。壁には古いものから新しいものまで、いろいろなホンダのバイクのポスターが貼ってある。
傍らには整備道具。さすがに職人さんらしく、きちっと並べてある。なんとなくこんなところに、店主の職人気質を垣間見る。腕がいいのかな?

こちらも気が長いので、かれこれ15分ほど呼びながら店の中にいたら、ようやくご主人登場。60歳前後とおぼしき男性。口をもごもごさせて、明らかに食事中だった様子。

パーツカタログのコピーを見せて、
私:「これ、取り寄せできますか?クラッチレバーなんですけど。」

店主:「おう、できるよ。これ、何のバイクだ?」

私:「CB400SFです。」

店主:「あー。」

なんて会話しながら、パーツカタログのコピーを差し出す。

私:「注文したいんですけど、いつごろ届きます?」

店主:「こんなん、今注文すれば、明日の今頃にはきてるよ。」

私:「えー、はやー!!・・・あっ、コピー、持ってってください。じゃ、これと、これと・・・」

店主:「ん、分かった。」

私:「じゃ、よろしくお願いしまーす。」

店主:「あ、名前だけきいとくわ」

いやー、この、今時でない商店の会話、久しぶり。
しかし、驚きは昼に注文して、翌日の午前中に到着するという素早さ。これは想像していなかった。
それにしても、この注文は楽でいいね。今時の店なら注文票を書いたりなんだかんだと大変だけど、こんな会話だけで注文成立なんだから。

注文したのは、純正クラッチレバーのほか次の二点。

ドレンワッシャー 94109-12000 ワッシャー,ドレンプラグ 12MM・・・30円(税抜)

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ドレンボルト 92800-12000 ボルト,ドレンプラグ 12MM・・・・・・・・・・90円(税抜)
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どれも、安い。これを知っていたら、前回オイル交換したときも純正にしていたのに。
ちなみに、ドレンボルトとドレンワッシャーは5個ずつ注文しておきました。

サービスマニュアルの4-18ページによると、エンジンオイル交換時には、ドレンボルトとシーリングワッシャは「分解毎に交換する部品」に指定されています。

翌日は雨が降っていたので、その次の日の昼休み、再び件のバイク屋へ。

予想はしていたが、やはり今回も、店に誰もいない。

私:「ごめんくださーい」

やはり誰も出てこない。

人の気配もしない。

こんなんで、よく、物盗られないな。

やっぱり15分ほど、店主を呼びながら店内をうろうろしていたら、ようやく奥から物音が。

お、やっぱり15分すると店主が出てくるのか?

と思ったら、出てきたのはおばあちゃん。

うーん、これまた年季の入ったおばあちゃん。店主の年齢から想像するに、80才台か?

これくらいの歳になると耳が遠い人が多いよなぁ、と思いながら、少し大きめの声で聞いていみる。

私:「あのー、おとといバイクの部品注文したんですが、届いてます?」

御老母:「・・・・・・・・、あー、ちょっとまってーよ・・・・・これか・・・・?」

数ヶ所探した後、パーツが入ったビニル袋を取り出す。配送会社の送付票が張られたままの袋。
パーツは、鈴鹿の物流センターから送られているようです。

御老母:「これかなぁ、これでええか?」

私:「あぁ、これ、これです。」

こんな感じで代金を払い、パーツを入手。ちなみに、パーツリストに載っている価格は税抜き価格なので、消費税分がプラスされました。

このバイク屋さん、昼休みに行くとどうやらかなり待たされるようですが、対応は素早くって、なかなかあなどれません。また次も利用させてもらいます。私の肌に合いました。困ったことがあったら聞きにいってみようかな。

※後編 CB400SF REVOのクラッチレバーの交換とクラッチワイヤーの注油【後編】に続きます



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