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初の高速道路でした。 (CB400SF Revo)

秋晴れの週末、初めてバイクで高速道路を走ってきました。

高速道路に乗る前、近所のセルフのガソリンスタンドに寄っていつものように給油をしていると、ガソリンスタンドのおっちゃんが寄ってきました。普段は店の中にいてあまり外に出ているのを見た事なかったので、「珍しーなー」と思っていたら、おっちゃんから話しかけてきました。

おっちゃん:「このバイク、大きいねぇ。」
私:「でも、400なんですよ。」
おっちゃん:「そーだよねー、でも、大きく見えるねぇ。」

話しっぷりから、昔バイクに乗っていたけれど、最近は乗っていなくって、でもバイクは好きで、気になるなーって感じかな?
あんまり興味津々って様子でバイクを眺めているので、私のほうから、

私:「まだまだ、ひよっこライダーなんですよ。でも、これから初めて高速に乗るんです。」
おっちゃん:「おお、気をつけてね。今日は風が強いし、高速は轍があったりして危ないから。」

なんて会話をしながら給油終了。今日は気持ちよくって、バイク日和だなぁ・・・なんて思いながら、ICへ。さすがにそんな日だったので、道すがらすれ違うライダーの数も多いような。

さて、気を引き締めてランプから本線に進入です。ランプを慎重に走行しながら、えいっと加速をして、あっという間に90キロ。このバイク、さすがに加速はいいなぁ、などと感心するのもつかの間、強烈な向かい風に少々びっくり。覚悟はしていたものの、想像以上でした。
カウルがついていないネイキッドのCB400SFだと、風がもろに押し寄せてきて、まさに風との闘い。いつものようにGOLDWIN GWS MULTI RIDERを着ていたのですが、手首のところをあまり絞っていなかったためか、服の中に風が勢いよく入り込んできて、背中は風船状態。これ、つなぎとか、もしくはスポーツ系のウェアを着ていたらもっと楽なんだろうなぁ、なんて考えながら、必死にニーグリップ。全身硬直状態でした。

もともと設定していた目的地まで、高速道路で走る途中、一瞬ボーっとしている自分に気づき、はっとしました。高速走行にも慣れてきた30分過ぎです。いろいろな記事で、高速道路で眠くなるというのを読んでいましたが、まさかそんなことってある?ってあまり信じていませんでした。でも、経験してみて、原因のひとつが分かりました。多分風切音のせいでは?高速道路を走行中、ヘルメットの中に充満している、「ザー」っていう音が眠気を誘うような気がします。

そんなこんなしながら、目的のICに到着。昔車でよく走っていた街までやってきました。ここの目的は山。昔は車で走るのが楽しくて、ただただ目的も理由もなく山道を走っていたものです。その昔車で走っていた道を、十数年ぶりに、今度はバイクで走ってみようとやってきたわけです。あらかじめロードマップで下調べをして、過去の記憶を呼び起こしておいたものの、実際に現地に到着してみると、こっちだったか?いやあっちだったか?と何度か迷いつつ、引き返しつつ、一通り走りきることができました。
ホントはもっと遠くまで行くつもりだったのですが、その道は通行止め。たまたま出会った方に尋ねると、がけ崩れを起こしていて、でもバイクならいけるよってことだけど、ひよっこライダーとしてはそんなところ怖くていけるわけもなく、帰ってきました。

山、特に秋の山は大好きです。小川の音もきれいだし、木々も色づきつつあります。以前大好きだったビューポイントにバイクを止め、小一時間ボーっとしていました。なんとも言い難い貴重な時でした。こんなの、久しぶりです。これもバイクを手に入れて、久方ぶりに行動の自由を手に入れたおかげ。ありがとうCB400!!

帰りは、高速代がもったいなかったので、一般道を通って帰ってきました。

また機会を見つけて、プチプチツーリングに行くこととしましょう。



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